海底からの沸き立ち上がりの一例
水深2400m、日本海、1997年海鷹丸3世(青山千春)
これが全てのきっかけである千春博士が初めて見つけた柱状の「メタンプルーム」と呼ばれる、海底から湧出するメタンの泡が魚群探知機(水中音響機器)に映った柱。
千春博士は隠岐島にローソクのような形のスカイツリー大の何かがあった!と言ってますが、実際の画像からは「メカの誤動作かな?」レベルに見えます。メタンハイドレートに関わり出したきっかけにしては少し小さな理由のような気もしますが、1997年に見つけたこの謎の立ち上がりの正体は2003年まで不明のまま千春博士は民間の研究員(アジア航測、三洋テクノマリン)として働いていました。
仕事で出会った地学の教授に紹介を受け、千春博士は東大理学部の門を叩きました。
ここから東大他との共同研究の歴史が始まります。